富士通は8月12日、日本生命に顧客対応などを高度化するためのサービスと、スマートフォン約5万台を納入したことを発表した。スマホは日本生命の営業職員に支給される。

 日本生命では、主にタブレットを使って契約業務などを実施していた。そこに、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の法人向けスマートフォン「FUJITSU Smartphone ARROWS M359」も合わせて支給することで、さらなる効率化を図る。

 富士通は、ARROWS M359で使える営業職員向け業務サービスの構築も担当する。

 例えば、社内確認事項に自動回答できる「チャットボットサービス」を提供する。従来、保険商品の内容、契約内容や保険金の払い込み日程などについては原則として社内担当者に電話で問い合わせる必要があったが、これをチャットボットで回答するようにすることで利便性向上と効率化を図る。チャットボットには富士通のチャットボットサービス「Customer Engagement Solution CHORDSHIP powered by Zinrai」を活用し、高い正答率を実現しているという。

 また、日々実施している営業職員向けの教育や、業務の申し送りなどを行う「朝礼」をスマホ上で受けられるサービスも提供する。これには富士通の教育プラットフォームサービス「FUJITSU Finplex アドバンスドチーミングエクスペリエンスサービス powered by UMU」を活用している。テレワークの推進に伴う教育やコミュニケーションの問題を解消することが目的だ。

 さらに、営業活動の高度化と効率化を実現する営業支援アプリも提供する。日々のスケジュールや業務状況を上司と営業所外でも共有できる他、営業職員の「自動似顔絵生成アプリ」や「クラウド電話帳」によるセキュアな情報管理を通して、顧客とのコミュニケーションやアポイントを円滑化にすることもできるという。

 なお、スマホは営業職員が活用している既存のタブレットとも連動できるようになっている。