クラウド型の名刺管理サービスを展開するSansanは5月7日、個人向け名刺管理サービス「Eight」に、新機能「QR名刺交換」を追加した。ユーザーは、自身の名刺情報をQRコード化し、Web会議用のバーチャル背景に組み込んだものを生成できる。企業をまたいだWeb会議を行う際に、ユーザー同士がQRコードを読み取ることで、自己紹介や会話を円滑化する狙い。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、外部との会議や商談がオンラインに移行しているものの、名刺交換のプロセスが固まっていないことを踏まえた施策。QRコード付きのバーチャル背景は、Eightのブラウザ版から発行できる。発行には会員登録が必要で、会員でない人は読み取りのみ可能。

 具体的なメリットとしては、(1)参加者の氏名や所属先を正確に把握し、会議をスムーズに進められる、(2)読み取った名刺情報をEight上に登録し、所属先が変更になった際に通知を受け取れる、(3)名刺情報にオフィス所在地が含まれる場合は、連動する地図アプリを使うことで、往訪の際に道案内を受けられる——などがあるという。

 Eightは、スキャナーかスマートフォンで紙の名刺を読み取ると、氏名や連絡先、部署などのデータをクラウド上に自動で蓄積するサービス。社名・個人名で検索すると名刺情報を表示する他、メッセージ機能なども搭載し、ビジネスSNSとしても活用できる。

 SansanのEight事業部では今後、約140人のメンバーが、Web会議の際にQRコード付きのバーチャル背景を実際に使い、“オンライン名刺交換”を啓蒙するとしている。