アストラゼネカ日本法人は6月26日、英オックスフォード大学と開発を進める新型コロナウイルス感染症のワクチン「AZD1222」の日本国内への供給に向け、日本政府と協議を進めることに合意したと発表した。

 国内への安定供給に向け、第一三共と明治ホールディングスグループのMeiji Seikaファルマ(東京都中央区)、KMバイオロジクス(熊本市北区)と協力。アストラゼネカが薬の原液を提供し、4社で協力してワクチン製造から供給までの体制を確立する。

 アストラゼネカは日本以外でもワクチンの開発や供給に取り組んでいる。同社は「できるだけ早期の供給開始を目指し、開発と並行して生産能力の増強にも全力で取り組む」としている。

 菅義偉官房長官は同日、定例会見で「協議を進めることに合意したのは事実」と認め、「具体的な交渉内容は差し控えるが、国内で必要なワクチンの確保にしっかりと取り組む」とコメントした。