米Googleは8月3日(現地時間)、自社開発の新型スマートフォン「Pixel 4a」を発表した。日本ではGoogleのオンラインストアとソフトバンクで14日から予約を受け付け、20日に発売する。Google Storeでの販売価格は4万2900円(税込、以下同)で、昨年5月発表の「Pixel 3a」より5700円安い。

 Pixel 3aの後継で、昨年10月に発売した「Pixel 4」の廉価モデルという位置付けだ。なお、Pixelシリーズはこれまで普通サイズと大型サイズの「XL」の2モデル構成だったが、今回は「Pixel 4a XL」はない。Googleはオンライン会見で、Pixel 4aのサイズが最適と信じるのでXLモデルは用意しなかったと語った。

 主なスペックは以下の通り。

 Pixel 3aとの比較は以下のとおり。

 メモリは2GB増、ストレージは2倍だ。プロセッサ、バッテリー容量、ディスプレイサイズ(4.5%アップ)と解像度もアップし、本体サイズは厚さ以外は小さく(5.3%ダウン)、重さも4g軽量になった。

 ただし、Pixelシリーズの特徴の1つである、本体側面を握るとGoogleアシスタントを起動できる「Active Edge」はサポートしない。Pixel 4のSoliレーダーも搭載しない。また、本体カラーを「Just Black」(サイドの電源ボタンはミント)1色だけにしたのも、価格を抑えるための方策とみられる。

 ちなみに、米Appleが4月に発売した廉価モデル「iPhone SE」の128GBモデルよりも1万1880円安い。

 メインカメラは、デュアルピクセル像面位相差AF搭載の1200万画素カメラのみで、Pixel 4にはある望遠用の1600万画素テレフォトカメラはない。したがって「テレフォトズーム」はできないが、Pixel 4の売りである“天の川も撮れる”夜景モード、ポートレートモード、超解像ズーム、デュアル露出補正機能は踏襲する。

 前面のセルフィー用カメラはPixelシリーズとしては初めてパンチホール式が採用された。これにより、ほぼベゼルレスを実現している。壁紙によっては黒い円が気になりそうだが、Googleはこの違和感を逆手に取ったデザインの壁紙を幾つか用意している。

 プロセッサは米Qualcommが昨年4月に発表した「Snapdragon 730G」。「G」はゲームのGで、グラフィックスのレンダリングが「Snapdragon 730」より15%高速だ。

 歴代Pixelシリーズ同様、オリジナルのファブリックケースも用意された。本体はJust Blackのみだが、ケースは「Basically Black」(電源ボタンと背面のロゴはミント)、「Statick Grey」(電源ボタンと背面のロゴはオレンジ)、「Blue Confetti」(電源ボタンと背面のロゴはオレンジ)の3色で、価格は5280円。

 Googleはまた、Pixel 4aの5G対応モデル「Pixel 4a 5G」とハイエンドの「Pixel 5」を“2020年後半に”提供する予定であることも発表した。価格は6万500円からとなっている。

 また、米国などでは既に販売中の無線イヤフォン「Pixel Buds」を日本でも20日に発売することも発表した。こちらはGoogle Store、ソフトバンクの他、au、主な量販店でも販売する。価格は2万800円だ。

【更新履歴:2020年8月4日午前11時 「Pixel 4a 5G」「Pixel 5」の価格に関する表現を一部修正しました。】