Insta360 Japan(東京都港区)は10月28日、360度カメラの新製品「Insta360 ONE X2」を発表した。ECサイトや家電量販店で同日から順次発売する。価格は5万5000円(税込)。

 スティック型の360度カメラ「Insta360 ONE X」(2018年発売)の後継モデル。プレビュー用の円形タッチディスプレイや、1630mAhの交換式バッテリー、360度音声収録用のマイク4基を搭載。単体で最大10mまでの耐水性能(IPX8)も持たせた。

 本体サイズは115(幅)×48(奥行き)×28(高さ)ミリ、重さ149グラムで、ONE Xの113(幅)×46.2(奥行き)×29.8(高さ)ミリ、重さ115グラムに比べて厚みと幅がわずかに大型化している。バッテリーも容量が増え、連続撮影時間は最長80分(5.7K、30fpsの場合)に伸びた。

 カメラは有効1800万画素(F2.0)で、最大6080×3040ピクセルの静止画と最大5.7K(30fps、最大ビットレート100Mbps)の360度動画を撮影できる。いずれも独自形式で保存し、専用アプリ(iOS、Android、Windows、macOS)で出力する仕組み。

 HDR撮影にも対応。さらに動画はタイムラプス、タイムシフト、静止画は連写やインターバル、ナイトショットなどが使える。

 2つあるレンズの片側のみを使って、通常のアクションカムのように最大2560×1440ピクセル(50fps)のmp4動画を撮影できる「ステディカムモード」もある。カメラを横方向に回転させても水平を維持する機能「水平ロック」も備える。

 超広角パノラマ撮影「Insta Pano撮影モード」を使うと、4320×1440ピクセルのパノラマ写真を1ショットで撮影できる。

 専用アプリとの連携で、YouTubeやFacebook、ライブ配信プロトコル「RTMP」を使った360度ライブ配信も行える。PCとUSB接続すると、前後の広角分割画面を出力するWebカメラとしても動作する。

従来製品の機能も

 独自のブレ補正機能「FlowState手ブレ補正」や、装着した自撮り棒が映像に写らない映像処理、人間や動物などの動体を追跡してフレーミングする「ディープトラッキング2.0」、360度で撮影した映像から2つの視点の映像を作れる「マルチビューモード」、水中で撮影した映像に鮮やかさを加える「アクアビジョンエフェクト」、Apple WatchやAirPodsとの連携など、同社のInsta360製品で使える複数の機能も引き続き対応する。

 アクセサリーとして、レンズ保護フィルターやレンズキャップ、高速充電ハブ、潜水ケースも用意する。

 Insta360 Japanは1月、360度動画も撮影できるアクションカム「Insta360 ONE R」を発売済み。同社は「ONE RとONE X2は設計ロジックが異なる。ONE Rはモジュール式で機能をアップグレードできるコストパフォーマンスに優れた製品。利用シーンによってそれぞれのメリットが異なる」としている。