米Amazon.comは10月30日(現地時間)、第3四半期(7〜9月)の決算を発表した。コロナ禍の巣ごもり需要の高まりを受け、売上高は前年同期比37%増の961億4500万ドル、純利益は197%増(約3倍)の63億3100万ドル(1株当たり12ドル37セント)だった。売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は927億ドル、1株当たり純利益は7ドル41セント)を大きく上回った。

 同社は例年7月に実施しているプライムデーを10月に延期し、また、同四半期に新型コロナ対策に20億ドルを投じている。

 カテゴリー別売り上げは、リアル店舗が10%減だった他は、オンラインストアは38%、サードパーティーのストアは55%、サブスクリプションサービスは33%、AWSは29%、広告を含むその他が51%といずれも増収だった。

 ジェフ・ベゾスCEOは発表文で「これまで以上に多数の顧客が、ホリデーギフトを早めに購入している。これは今年のホリデーシーズンが前例のないものになることを示す兆候の1つにすぎない。ホリデーシーズンの繁忙期の準備に忙しい世界中の従業意と販売パートナーに心から感謝する」と語った。

 同社は27日、ホリデーシーズンに向けて10万人を臨時雇用すると発表した。

 第4四半期(10〜12月)の見通しは、売上高を前年同期比28〜38%増の1120億〜1210億ドル、営業利益を10億ドル〜45億ドルとした。この予測は新型コロナ対策に充てる約40億ドルを想定したものだ。