米Facebookが10月29日(現地時間)に発表した第3四半期(7〜9月)の決算は、売上高は前年同期比22%増の214億7000万ドル、純利益は29%増の78億4600万ドル(1株当たり2ドル71セント)だった。営業利益率は前年同期比4ポイント減、前期比5ポイント増の37%。

 売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は198億ドル、1株当たり純利益は1ドル91セント)を上回った。

 7月に約1000社の企業による広告ボイコットがあったが、広告の売り上げが22%増と好調だった。マーク・ザッカーバーグCEOは業績発表後の電話会見で、Facebookのアクティブな広告主が1000万を超えたと語った。ホリデーシーズンを含む第4四半期は更に高い売上高を見込んでいるという。

 サービスとしてのFacebookのMAU(月間アクティブユーザー数)は12%増の27億4000万人。DAU(日間アクティブユーザー数)も12%増の18万2000万人だった。

 Facebook、Instagram、Messenger、WhatsAppのユーザーをまとめた「ファミリー」のMAUは14%増の32億1000万人、DAUは15%増の25億4000万人。同社は傘下のOculus VRのヘッドセットユーザーにもFacebookアカウントへの移行を強制しており、将来的にはOculusのアカウントも「ファミリー」にカウントされるかもしれない。

 そのOculus製品やPortal(日本未発売)などを含む「その他」の売り上げは7%減だった。9月に発表した「Quest 2」は10月13日発売だ。

 マーク・ザッカーバーグCEOは発表文で「人々と企業がこの困難な時期に繋がりを維持し、経済的機会を創出するためにわれわれのサービスを採用しているため、力強い四半期だった」と語った。また、自身のFacebook投稿で5日後に控える米大統領選挙に言及し、「われわれは米国の選挙で、民主的プロセスの完全制を保護し、人々が正しい情報を得るのを支援することに引き続きフォーカスしていく」と語った。