最近のPCパーツショップの店内では、「10万円コース」「10万円でそろえるなら」などと書かれたPOPを見かけることが多い。1人につき10万円支給される特別定額給付金を元手にして、PC一式を組もうと来店する人が増えているためだ。

●CPUはRyzen 5 3500、GPUはGTX 1650周辺が人気

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「2万円弱のCPUに1万円前後のマザーボード、8GBメモリとSSDに、ゲーム向けとしてぎりぎり使えるグラフィックスカードにケースや電源、Windows 10 Homeなどを足して、トータルで10万円前後に抑えるのがはやっていますね。これでも工夫すれば、2TBのHDDを追加できたりもします」という(価格は税込み、以下同)。

 CPUは、1万6000円強で6コア6スレッドの「Ryzen 5 3500」が人気を集めているというショップが多かった。グラフィックスカードはGeForce GTX 1650搭載モデルを推す声が大きい。ドスパラ秋葉原本店は「画像設定にこだわらなければ、ゲームができる最小のスペックはGTX 1650やGTX 1660あたりになりますからね。2万円前後で買える価格帯もちょうどいいです」と評価する。

 今週末には、MSIから2連ファンとGDDR5 4GBメモリを搭載する「GeForce GTX 1650 VENTUS XS 4G」が1万7000円前後で登場する。消費電力は最大75Wで、補助電源なしで組み込み可能だ。

 次はTSUKUMO eX.の動向を見ていく。

●3〜5階に――TSUKUMO eX.の中古コーナーが充実

 TSUKUMO eX.で中古パーツの取り扱いが始まったことは2週間前にレポートしたが、PCパーツを扱う各フロアが専用コーナーを設けるようになっており、品ぞろえがかなり充実してきた。

 CPUやマザーボード、メモリを扱う4階フロアでは「第2世代からのCore iシリーズがあるので、掘り出し物や保守パーツに最適なものが見つかるかもしれません。リテール品と一部のバルク品に加え、もう1つの選択肢が広がったということで歓迎していただいています」という。

 3階のストレージ&ネットワーク売り場でも、HDDを中心に中古品を並べる棚を用意しており、こちらも恒常的に続ける見込みとのこと。「これまで中古を扱ってきたDOS/Vパソコン館が一時閉店になったのがきっかけですが、注目してくださる方もいますし、求められる限りやりたいですよね」と話していた。