6月30日、テックワンは都内の会場で発表会を開催し、中国のOne-Notebook Technologyが開発する超小型PC「OneGX1」を8月中旬に発売することを発表した。予約は既に同社の直販ストアで開始されている。本体価格は8万9800円〜(税別、以下同)で、LTEモデルも用意される。価格とスペックは以下の通りだ。本体カラーはライトグリーンのみとなる。

●着脱式のゲームコントローラーをオプションで用意

 OneGX1の最大の特徴は、ボディーの左右に装着可能なコントローラーが、Nintendo Switchのように分離して使えることにある。これにより、超小型PCとしてのコンパクトさを損なわず、ゲーミングノートPCとしても利用できるというわけだ。発表会でもテックワンの代表取締役である中林秀仁氏とタレントの十束おとはさん(フィロソフィーのダンス)が、「ファイナルファイト」をOneGX1で一緒にプレイするデモも行われた。

 なお、コントローラーは別売(4800円)となるが、予約購入すると無料でプレゼントされる。この他、同社の直販ストアでの予約の場合、専用のキャリングケースと、microHDMI変換ケーブルもプレゼントされる。

 ちなみに2048段階の筆圧検知に対応したペンはオプション(2500円)で、OneMix 1Sや2Sのペンと共通のものだ。

 OneGX1の本体は、航空機にも使われるアルミニウム合金CNC削り出しボディーを使用しており、触った感触がとても心地よい。排熱構造も考えられており、2つのファンで排熱するので、膝の上に置いてゲームをしても熱くならないという。

 ファンコントロールは静音、オート、最大の3つのモードが用意されており、キーで切り替えられる。12000mAhの容量を持つバッテリーを内蔵し、JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver.2.0で約12時間の駆動を実現している。気軽に持ち出して、カジュアルにゲームを楽しめるだろう。

 OneGx1は、キーボードに日本語106/109配列のキーボードを採用する。ゲームプレイに使う「WASD」のキーは目立つようにデザインされているのに加え、キーはRGB LED対応で、ゲーミングノートPCらしく七色に光る。キーレイアウトは、Twitterを使った公募を踏まえて開発したものとのことだ。

 ゲーミングノートPCとして気になるのは、グラフィックス機能がCPU内蔵のIntel HUD Graphics 615だけであることだ。ただ、バリバリの3Dゲームを楽しめるのは厳しいが、「リーグ・オブ・レジェンド」程度の軽いゲームならばプレイすることは可能だろう。十束さんは「HALO 2」をプレイしたそうだが、「FPSがこんなに小さなPCでできるのはびっくりした」と語っていた。

●日本は重要な海外市場、廉価モデルも投入

 発表会の冒頭には、中国の深センからOne-Netbook Technologyのジャック・ワン社長がリモートで参加した。「日本は重要な海外市場で、新製品発表をする最初の国だ」としつつ、「OneGX1は斬新で画期的な超小型PCで、今回は日本語キーボードを搭載したが、それは日本のファンからの投票によって決めた。本体の色も同じだ。ファンが参加することで、OneGX1に特別な意味を持たせられた。機能満載で斬新な超小型PCを楽しんでほしい」と語った。

 なおOneGx1は、直販のOne-Notebookストア以外でも、ヨドバシカメラ、ビックカメラやソフマップ、Amazon.co.jpでも扱われる。

 また、発表会ではお手頃な超小型PCとして「OneMix1S+」の投入も行われた。OneGx1と同じ7型でライトグリーンのボディーカラーを採用し、2019年に発売された「OneMix2S」のスペック(2コア4スレッドのCore m3-8100Y、8GBメモリ、256GB SSD)を引き継ぎながら、価格を6万9800円に引き下げたモデルとなる。