8月3日から、サムスンの2.5インチSATA SSD「870 QVO」シリーズの販売がスタートしている。入荷が確認されたのは、4TBの「MZ-77Q4T0B/IT」と2TBの「MZ-77Q2T0B/IT」、1TBの「MZ-77Q1T0B/IT」で、価格は順に5万9000円前後と2万9000円前後、1万3500円前後となる(税込み、以下同)。なお、ラインアップには8TBモデル(MZ-77Q8T0B/IT)も含まれている。

●「SSDで2TBまでは普通になってきている」――870 QVOの評価

 870 QVOは、2019年1月に登場して年末年始におまけ付き特価で話題になった「860 QVO」の後継シリーズだ。860 QVOと同じQLC NANDフラッシュの世代が新しくなり、全体的に速度を向上させたのが特徴だ。最大シーケンシャルリード/ライトは、ともに毎秒10MBアップの560MBと530MBとなる。4KBランダムリード/ライト(QD1)は7500 IOPS/4万2000 IOPSから1万1000 IOPS/3万5000 IOPSになっている。

 入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「初回からなかなかコスパが良いですし、大容量SSDを求める人は増えているので、いい感じで売れてくれそうな雰囲気がありますね」と期待を寄せていた。

 最近は起動用ドライブも大容量SSDで構成するユーザーが珍しくなく、「1〜2TB SSDは普通に売れます」(TSUKUMO eX.)といった話は方々で聞く。それ以上の大容量についても、「コスパ次第だと思います。4TBでも6万円切りなら悪くないでしょうね」(同)という。

●世界999台生産の「Z490 AQUA」、先行展示が始まる

 マザーボードで目立っていたのは、ASRockのIntel Z490チップセット搭載モデル「Z490 AQUA」だ。8月7日発売予定となっており、一部店舗で先行展示が始まっている。価格は13万円前後だ。

 Z490 AQUAは、第10世代Core iシリーズに対応するE-ATXマザーボードだ。水冷システムと接続することで、CPUやチップセット、VRM周辺を効率的に冷却できる。水冷フィッティングセットも付属している。

 コンセプトは2019年9月に登場した「X570 AQUA」に近いが、左上にOLEDディスプレイを組み込んでおり、温度や電圧などのステイタスが表示されるようになるなど、進化点も見られる。

 展示機を入荷したオリオスペックは「X570 AQUA同様に注目している人は少なからずいらっしゃるでしょう。やはり入荷数が限られていますから、早めに動くのがいいかなと思います」と話していた。

●Razarからテンキー&ファンクションキーレスキーボードが登場

 入力デバイスでは、Razerのキーボード「Huntsman Mini」が登場している。カラーはBLACK EDITIONとMERCURY EDITIONがあり、価格はともに1万7000円前後だ。

 Razerオプティカルスイッチを採用したモデルで、同社としては初めてのテンキーとファンクションキーがない小型タイプの“60%キーボード”となる。

 入荷したパソコンSHOPアークは「Duckyの『One 2 Mini』あたりを意識したモデルですね。キーボードを90度回転させてマウスを広く使うスタイルが一部で流行していますし、普通のキーボードとしてもクセをマスターしたら使えますし。注目している人はそれなりにいそうです」と話していた。

 その他、同社からはフルサイズの安価なメンブレンキーボード「Cynosa V2」も売り出されている。英語配列と日本語配列があり、価格はどちらも7000円前後だ。

 最後に、M.2対応の外付けケースを見ていこう。

●Type 22110までいけるM.2&mSATA対応の外付けケース

 ストレージ関連では、ここ最近はM.2 SSDの外付けキットが複数登場している。先週はICY DOCKからUSB 3.2(Gen2)対応の「ICYNano MB861U31-1M2B」が発売中だ。価格は8000円強となる。

 サイズが約63(幅)×150(奥行き)×12(厚さ)mmのケースで、1枚のM.2 PCIe NVMe SSDをセットできる。SSDはType 2230/2242/2260/2280/22110まで対応可能だ。入荷したオリオスペックは「組み込み向けではType 22110も流通していますし、幅広く再利用できるケースは需要がありそうです」と話していた。

 また、ZOMYからはUSB 3.1(Gen2)接続に対応したmSATA SSD向けの外付けケース「HD6021」が売り出されている。価格は2000円前後だ。

 2018年6月に登場したUSB 3.0接続ケース「HD6011-1B」の後継モデルで、本体の端子もUSB Type-Cに切り替わっている。入荷したテクノハウス東映は「工場の主流がもうType-Cになっているんでしょうね。付属ケーブルでType-CからType-Aに変換できますし、使用感は変わらないかなと思います」という。