被災寺院、再建半ば 県内、高台の造成遅れ

 東日本大震災の津波や地震で本堂が全壊・大規模半壊した県内の寺院は少なくとも11カ所あり、このうち6カ所が未再建であることが岩手日報社の調べで分かった。高台造成の遅れや、政教分離の原則から公的支援が乏しいことなどが背景にある。11日で震災から6年5カ月。震災後に地域を離れた檀家(だんか)も多い中、追悼の場で住民の心のよりどころでもある寺院の再建はまだ道半ばで、早期実現が望まれている。  全日本仏教会などが震災の年に行ったアンケートによると、回答した県内540寺院のうち、震災の津波や地震の被害を受けたのは273寺院(50・6%)だった。岩手日報社が沿岸部の自治体や各地の寺院に被災状況を尋ねたところ、本堂が全壊・大規模半壊したのは少なくとも、陸前高田市5カ所、釜石市2カ所、宮古、山田、大槌、一関の4市町が各1カ所だった。  約1200年の歴史がある陸前高田市気仙町の金剛寺(小林信雄住職)は震災で本堂や位牌(いはい)堂、山門、庫裏などが全壊。寺が所有する近くの山を造成して本堂を再建中で、9月半ばにも完成する。

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