あまりの迫力に見守った人たちの顔には笑みが浮かんだ。ロッテのドラフト1位新人、佐々木朗希(大船渡高)が沖縄県石垣市でのキャンプ最終日となった13日、初めてブルペンに入って捕手を立たせた状態で25球を投げた。圧巻の初投げだったが、納得できる球だったかと尋ねられると「なかった。全体的に駄目だった」と不満げな表情を隠さなかった。

 キャッチャーミットに突き刺さるような速球を投げ続けた。すさまじい球威に、受けた柿沼が「ミットが切れちゃう」と漏らすほど。球速は計測されていないが「体感で155キロは出ていた。しなやかさと速さを兼ね備えている」と証言した。