釜石、遠野両市と大槌町にまたがる風力発電施設「ユーラス釜石広域ウインドファーム」は、現在の総出力4万2900キロワットから、同14万キロワット超に拡張される見通しだ。運営するユーラスエナジーホールディングス(東京)が建て替えと増設を進め、全体では2028年4月の稼働を目指す。

 計画では、既設の出力1千キロワット風車43基を23年度に全て撤去し、4千キロワット級風車(最大高さ150メートル)11基程度に建て替える。さらに4千キロワット級を最大25基、9万8600キロワット分増やす。更新分は26年4月、増設分は28年4月の運転開始を見込む。計画通り進めば、総出力は一般家庭10万世帯分程度に相当する計14万1500キロワット。

 ウインドファームは04年12月に稼働。現行の総出力は一般家庭3万世帯分程度に相当し、東北電力に20年契約で売電している。