葛巻町は首都圏の高校生を葛巻高(木村基(もとい)校長、生徒131人)に受け入れる新たな「地域留学」事業に乗りだす。入学から卒業まで通う既存の山村留学と違って1年間だけを過ごし、豊かな自然の中で学習に励みながら酪農やワイン産業などに親しむ機会を提供する。県外の若い葛巻ファンを増やすほか、在校生の成長にもつなげ、次世代の人材育成を図る。

 対象は首都圏など都市部の2年生で、留学期間は1年間。寄宿舎で生活し、酪農やワイン原料のヤマブドウ生産などを体験できるほか、商品開発にも携われる。留学生の負担は寮費のみで、交通費や滞在中の活動費は要らない。

 受け入れ開始は2021年度からで、オンライン説明会や短期宿泊体験を通じて希望者を募集。定員は初年度は1人とし、その後の拡充を想定している。