京都発EV、隠し味は和食の「伝統の技」だった

 2017年6月、トヨタ自動車の株主総会で、豊田章男社長は今後テスラモーターズやグーグルが競争相手になる旨の発言をして注目された。EV(電気自動車)時代の本格到来と、IoTやAIの導入加速化を視野に入れての発言だ。

 実際、世界各国のベンチャー企業が、IoT、AIなど先端技術を搭載した新型EVを続々と発表している。しかし、乗用車カテゴリーにおいてEVを量産化し得ているベンチャー企業となると、今なお世界に2社しかないのが現状だ。アメリカのテスラモーターズと日本のGLM(京都市左京区)である。

 GLMは、2010年、京都大学の産官学連携プロジェクトをベースに設立された、資本金32億2914万円、従業員数23人(内技術者16人)の企業(2017年6月27日時点)であり、完成車事業とプラットフォーム事業を展開している。

 完成車事業は、99台限定のスポーツEV「トミーカイラZZ」が現在販売中であるほか、2019年発売予定のスーパーカータイプEV「GLM G4」がある。G4はグローバル市場で1000台の販売を見込んでいる。

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