派遣会社の7割、「マージン率」公開義務を果たさず

 筆者は毎年1月、派遣会社のマージン率に関する調査を独自に行っています(筆者のブログに詳しい調査報告書を掲載しています。本記事と併せてご覧ください)。派遣業界のマージン率は、各種法令によって各社サイト上で常時公開することが義務付けられています。しかし筆者が調べた限り、罰則がないことをいいことに、7割超の派遣会社が公開義務をきちんと果たしていませんでした。

 こうしたコンプライアンス違反は、業界団体によって「優良派遣事業者」として認定された派遣会社でもみられます。同認定企業においてすら、3割超の企業で非公開、または公開に不備があることが確認されました。

 今回は、こうした派遣会社の情報公開状況について紹介したいと思います。

「派遣マージン率」とは?

 そもそも、派遣マージン率とは何なのか。まずは簡単にその内容を説明しましょう。

 厚生労働省のホームページ「派遣労働者・労働者の皆様」によると、「派遣料金(派遣先が派遣会社に支払う料金)」は「賃金(派遣会社が労働者に支払う賃金)」と 「マージン」を加えた額、ということになります(下図参照)。

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