仕事と勉強ができることの違い

 高学歴である人が必ずしも仕事ができるわけではない。企業生活をしていれば誰しも一度や二度はそういう場面に出くわすのではないだろうか。

 高学歴なのに仕事となると必ずしも皆がうまくいくわけではない――。

 これは、勉強と仕事に必要な能力が異なることに起因していると思われる。つまり、勉強ができる=我慢強いは、仕事をするうえでは一つの能力に過ぎないからである。

 高学歴=受験勉強はできた、ということは事実である。しかし勉強とビジネスの最大の違いは、自分の力である程度完結するか、多数の相手が存在するかというところである。

 勉強は多少人から教えてもらうとはいえ、基本的には自分が勉強さえすればいいわけで、ある程度自己完結できる。

 しかしビジネスは顧客や取引先、社内の組織など数多くの相手が関係する。よってビジネスでは、

●数多くの敵と戦わなくてはならない
●数多くの味方をつけることもできる

 といえる。当然ではあるが、数多くの味方をつけた人がビジネスでは成功し、逆に敵に回せば学生時代にどんなに優秀でもビジネスはうまく回らない。