コロナ禍によって世界の自動車業界が大きな被害を受けるなか、日本では新型SUV(スポーツ・ユティリティ・ヴィークル)の販売が好調だ。

 例えば、6月17日に全国発売となったトヨタ「ハリアー」は、発売から1カ月で約4万5000台の受注に達した。月販販売目標の15倍という好調な出足である。

 ハリアーは、2019年に発売した「RAV4」の派生車。オフロード志向のイメージを強調したRAV4に対して、内外装にレクサス級の高級感を持たせながら、価格はエントリーモデルで299万円から設定したことで、「幅広い年代から支持を得ている」とトヨタは見ている。

 また5月1日から、全国のトヨタ車販売店が全店舗・全車種併売に移行した。コロナ禍による販売減を少しでも回復しようと、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店がいずれもハリアーを上期のイチオシ商品として積極的な営業活動をした結果でもあろう。