「はやぶさ2」はなぜ太陽系の歴史を解明できるのか

 探査機を小惑星リュウグウに投下し、来年の着陸を目指す「はやぶさ2」。

 世界初の小惑星への探査機投下が快挙とされるが、それだけではなく、これまでにない科学的成果が期待されている。

 小惑星の破片を持ち帰ったのであれば、すでに先代の「はやぶさ」で実績がある。

 しかし、はやぶさ2では、同じ小惑星の破片を持ち帰るミッションでありながら、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫る新たな発見があり得える。

はやぶさとはやぶさ2の違い

 はやぶさの飛行は、満身創痍のなか関係者の努力でようやく帰還できたという感じであった。

 一方、はやぶさ2では着陸は延期され、投下した探査機の機能に問題が発生しているものの、地球に戻ってくることができるか分からなかったはやぶさに比べれば順調である。

 探査機の不具合は成果への影響が心配されるが、はやぶさ2の最大のイベントはリュウグウのサンプル持ち帰りである。リュウグウには、予想より平坦な部分が少なかったため、着陸が延期された。

 しかし、現在のところ、リュウグウからのサンプル持ち帰りが不可能になることが心配されるような状況ではない。はやぶさの教訓を織り込んでいることが現れている。

 探査機として進化したという以上に、はやぶさとはやぶさ2では目的地に決定的な違いがある。

 はやぶさが往復してきたイトカワはS型小惑星であり、はやぶさ2が探査中のリュウグウはC型小惑星である。


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