即座に考え直すべき珍名「高輪ゲートウェイ駅」

東京都中央区を歩く「赤穂義士行列」の参列者たち(2016年12月14日撮影)。(c)AFPBB News/Yoko Akiyoshi〔AFPBB News〕

 

 今回は、10年ほど前に「日経ビジネスオンライン」に経済コラムを連載し始めて以来、初めて「東京大学大学院情報学環」の教員である伊東個人として、合理的な背景を明示した意見を記したいと思います。

 このコラムでは一貫して一私人として様々な問題を考えて来ましたが、今回は大学に所属する人間として、一定の背景を持って、問題点を指摘すべきだと思ったものです。

 12月4日、東京都内に新設される予定の、山手線に30番目の新駅名称案が発表されました。

 即座に再検討すべきと思います。発表された案はあまりにも問題が多すぎ、考慮の対象にならないと考えます。

 「高輪ゲートウェイ」

 すでにネットでも様々な反対意見を目にしました。賛成というものは、私が見た限りまだ1つも確認できていません。

 以下に私が記す主要な理由は、不合理である以上に、「無用のコストや手間の発生が見込まれるから」というもので、本稿はその根拠を一つひとつ明示していきたいと思います。

 ちなみに、かつて国鉄から分割民営化直後のJRに「E電」という、不可思議な呼称があったのを、ご存知でしょうか。さっさと消えました。「高輪ゲートウェイ」も同様に思います。

 一度発表してしまったら後に引けないなどと無駄な意地を張らず、普段私は大学の肩書を一切併用しませんが、今回は、一定の背景を持つ東京大学スタッフの一私人として客観的に記しますので、虚心坦懐に検討してもらいたいと思います。

 時宜を逸さず差し替えるのが、JRのためでもあるし、何より私自身を含む利用客のためでしょう。


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