すぐには実現しない自動運転、でも日本に不可欠

広州で初の自動運転タクシー、試験運用開始。写真は 試験運用が開始されたタクシー(2018年11月1日撮影)。(c)CNS/馬世安〔AFPBB News〕

 自動運転のグローバル動向について、あまり日本で普段語られない側面から考えて見ましょう。

 ポイントは「有事」や「非常時」の考え方にあります。

自動運転の「レベル」とは何か?

 自働運転については「レベル0」(現在の手動運転車)から「レベル5」(完全自動運転車)まで、段階がつけられています。

 レベル0からレベル5までの段階については、そのカタカナばかりがメディアに踊り、理解が追いついていないケースもあるように見受けましたので、定義から確認してみましょう。

Level 0 No Driving Automation 自働運転なし=普通に人が運転。
Level 1 Driver Assistance 人間の運転を機械がサポート。
Level 2 Partial Driving Automation 部分的に自動で運転し、残りは人間が運転。

 ここまでは、基本「人間が運転する」というのがポイントになりますが、以下

Level 3 Conditional Driving Automation 条件つき自動運転、必要に応じ人間が介添。
Level 4 High Driving Automation 人間の介添えをほぼ必要としない。
Level 5 Full Driving Automation 完全な自動運転。

 レベル3より上は、基本的に「システムが運転」し、人間の存在は二義的になります。

 国内で散見するビジネストークの中には、このレベル4や5の実用化がすぐやって来る的な表現も見られ、保険会社など、様々な動きや対応もあるように思います。

 ビジネスがすでに動いているので、多くの企業人は以下のような話はしないと思いますが、国立大学で国際案件を扱う立場からあえて言えば、日本の一般交通にレベル5「完全自動運転車」は、少なくとも私が生きている間にはないと思っています。


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