めちゃくちゃ遠い新天体! どんどん広がる太陽系

海王星と冥王星〜次々現わる新惑星

 1846年9月23日、ドイツの天文学者ヨハン・ガレ(1812-1910)は、ベルリン天文台の24.4cm反射望遠鏡の視野に海王星を発見しました。

 海王星は、天王星におよぼす重力のために、その存在が予想されました。天王星の軌道がふらつくので、どうやら天王星軌道の外に新惑星があるらしい、と分かったのです。

 海王星は計算どおりの位置に見事に見つかったのですが、その計算を最初に行なったのは誰か、海王星を予想したといえるのはどの国か、フランスとUKの間で論争となりました。(この隣り合った2国はしょっちゅうそういう起源論争をしています。)

 結局、海王星発見は、ガレと、フランスの天文学者ユルバン・ルヴェリエ(1811-1877)と、英国の天文学者ジョン・アダムズ(1819-1892)の、3人の共同の功績になりました。

 海王星は太陽系の半径を30天文単位まで広げました。海王星の公転周期は165年です。

 1930年にはアメリカのクライド・トンボー(1906-1997)によって冥王星が発見されました。

 トンボーの時代には写真技術が普及していました。トンボーは口径33cmの屈折望遠鏡で空を撮影し、写真乾板上に冥王星の光点を見つけました。

 冥王星の軌道長半径は39天文単位ですが、軌道がひしゃげた楕円形をしているので、太陽から49天文単位のところまで遠ざかります。この楕円軌道を冥王星は248年かけて巡ります。


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