禅譲と「徳治」のリニューアル

皇居で写真撮影に臨まれる天皇、皇后両陛下。宮内庁提供(2018年12月10日撮影、同月21日提供)。(c)AFP PHOTO / THE IMPERIAL HOUSEHOLD AGENCY OF JAPAN〔AFPBB News〕

 人生に何度あるか分からない「改元」の年の正月なので、元号を改めるということについて考えてみたいと思います。

 現在30代中半より年長の方は「平成」という元号を記した半紙を、頼りなさそうな表情の「平成おじさん」小渕恵三氏がぶら下げているシーンを記憶しておられることでしょう。

 あの当時は、しきりと4コマ漫画などにも取り上げられたように思います。

 当時学生だった私には「平成」が「平城」と似て見え、「平城京」といえば奈良の都ですから、「いったいこの大仏開眼みたいな時代錯誤のネーミングは何事か?」 と思ったものです。

 後から明らかになったところでは、東洋史の山本達郎・東京大学名誉教授の提出した案だったようです。

 元号の制定は「元号制定委員会」なるものが(多分形式的に)承認する手はずとの報道で、原案は誰かが考えるとして、時の首相や内閣官房長官が深くコミットするらしいことを知り、竹下登氏らしい選択だなと思った記憶があります。

 ということは、次の元号は安倍晋三色の強いものになるということなのかしら、などとも思うわけですが・・・。

 どうやら竹下チョイス案らしいソレに権威づけする「元号制定委員会」として、知らなくない人々が並ぶラインナップを見て、ちょっと考えてしまいました。

 平成の元号を承認したことになっている「有識者」として

池田芳蔵 三井物産元会長 日本放送協会会長(当時)

久保亮五 東京大学理学部物理学科名誉教授

小林興三次 読売新聞社長・日本新聞教会会長

中川順  日本民間放送連盟会長

中村元  東京大学文学部印哲学科名誉教授

西原春夫 早稲田大学元総長 日本私大連合会長

縫田曄子 国立婦人教育会館元館長 NHK解説委員(女性初)

森 亘  東京大学総長(当時) 医学部教授 国大協会長

 の8人の名が挙がっていたのですが・・・。


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