対中国、「長篠の戦い」で勝つことを決めた米国

 「鉄砲」は地上発射型のミサイルということになろう。そしてこの場合、「武田の騎馬隊」は中国海空軍である。

 一方、米軍を中心とする海空軍は、飛び道具であり、「味方の騎馬隊」でもある。

 誤解を承知で言うならば、騎馬隊の戦い方を律するものが従来のASBで、馬防柵を使った鉄砲の運用がMPSである。

 戦いにおいては、馬防柵からの射撃で混乱した「敵騎馬隊」を「味方の騎馬隊」が殲滅する。

 さらに、馬防柵の中に「潜り込む攻撃」すなわち海上民兵に輸送される精強部隊の攻撃と、国防動員法で動員された民間人を装ったゲリラを壊滅するのは、馬防柵を守る日本など第1列島線の国々の自力対処に委ねられる。

 他の戦史を見ても同じことがいえる。

 騎馬隊を戦車に置き換えるなら、第3次中東戦争で無敵を誇ったイスラエル戦車隊が、エジプト軍の歩兵部隊が保有する「安上がりのサガー対戦車ミサイル」で、一挙に壊滅されたことに類似している。

 長篠の戦いと現在で異なるのは科学技術の進歩の差である。

(1)日米の地上部隊は、情報の優越と相まって、「長く賢い槍」(長距離のミサイル)を保有することにより、「敵騎馬隊」の発進地域あるいはその奥まで、一挙に攻撃が可能である。

 さらに、(2)米海空軍、海空自も同じように「長く賢い槍」を保有することにより、馬防柵の前に出なくとも「敵騎馬隊」を壊滅することができる。

 すなわち、第1列島線に守られた太平洋側から比較的安全に攻撃ができるということだ。


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