サリーが浮き彫りにする日本の後進性

米テキサス州ヒューストンのエリントン空港で、故ジョージ・H・W・ブッシュ米元大統領を見送る式典に参列した介助犬のサリー(2018年12月3日撮影)。(c)David J. Phillip / POOL / AFP〔AFPBB News〕

 1枚の写真が、世界中の人々の涙を誘った――。

 その写真に映し出されていたのは、先頃亡くなったジョージ・H・W・ブッシュ第41代米大統領の棺の傍らで、自分の前足にあごを乗せ、仮眠をとりながら、最後までブッシュ氏を見守り、そっと寄り添うやさしい寝顔のサリーの姿だった。

 サリーとは、「サリー(Sully)・H・W・ブッシュ」のこと。

 4月にブッシュ氏の妻、バーバラ夫人が亡くなった後、車椅子に乗ることが多くなった同氏の介助犬として、いつも行動を共にしてきた、クリーム色の毛を纏った2歳のラブラドール犬(雄)だ。

 介助犬は、ペットではない。身体障害者の体の一部となり、介助を受ける人にとっては、「欠けがえのない人生のパートナー」だ。

 晩年、パーキンソン病で体が思うように動かなかったブッシュ氏にとっても、日常、ひいては人生そのものを支えてくれた「心の友」(参照=https://www.youtube.com/watch?v=9gIwXNOAFLA)でもあった。

 ブッシュ一家の広報担当、ジム・マグラス氏はブッシュ氏の死去の数日後、「ミッション・コンプリート(任務完了)」というメッセージを添え、同氏のインスタグラムにこの写真を掲載した。

 ブッシュ氏が溺愛したサリーの真摯な献身的姿を世間に伝えたかったのだろう。

 このサリーの姿は、瞬く間に大きな反響を呼び、世界中の人々が心打たれた。ちなみに、サリー自身もインスタアカウント(https://www.instagram.com/sullyhwbush/?utm_source=ig_embed)を持っている。

 この写真が拡散するやいなや、フォロワーが倍増し、現在、26万人近くにまで膨れ上がっている。


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