「韓国疲れ」再び、文在寅政権に愛想をつかす米国

米ホワイトハウスの大統領執務室でドナルド・トランプ米大統領(右)と会談する韓国の文在寅大統領(2018年5月22日撮影、資料写真)。(c)SAUL LOEB / AFP〔AFPBB News〕

(古森 義久:ジャーナリスト、産経新聞ワシントン駐在客員特派員)

 米国の最近の韓国に対する態度をみていると、どうしても「韓国疲れ」という言葉を思い出してしまう。英語で "Korea fatigue" と記されるこの表現は、簡単にいえば「韓国にはもううんざり」という意味である。

 なんだ、それなら今の日本の反応と同じではないか、と感じる向きも多いだろう。当然である。そもそも日本の韓国に対する「もう、ほとほと」という心情を、かつて米国側の専門家が「韓国疲れ」と評して米国で広めたからだ。

文在寅に強い不満を抱くトランプ政権

 日本では、韓国の理不尽な言動につくづく愛想が尽きたという反応がますます広がりをみせ始めた。「疲れ」を越えて、もっと激しい嫌韓や排韓に近い怒りが国民的に盛り上がっているといってよい。

「韓国にはうんざり」という声は米国でも広がっており、今や日本と米国に共通の風潮だといえる。米国での韓国に対するネガティブな傾向は、日本よりも複雑で、かつ屈折している。「うんざり」という態度を直線的には示せないところが日本の反応とは異なっている。しかし米側の水面下で、韓国の文在寅政権に対する不信が米韓同盟の将来を疑うところまで根深くなっていることは間違いない。


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