青瓦台宛

 貴方が報道したとおり、22日夕方、黄海南道沿岸水域で正体不明の人員1人がわが領海深く不法侵入し、わが軍によって射殺(推定)される事件が発生しました。

 事件の経緯を調査したところ、わが水域警備担当軍部隊が漁労作業中であったわが水産事業所副業船から「正体不明の男性1人を発見した」という通告を受けて出動し、カンリョン半島前のわが領土の沿岸に浮遊物に乗って不法侵入した者に80メートルまで接近し、身元確認を要求したが、最初は1〜2回大韓民国の何某とまごまご答えた後、ずっと返事をしなかったと言います。

 わが軍人の取締命令に続けて口を閉ざし応じなかったため、より接近して2発の空砲を発射したところ、驚いてうつぶせになり正体不明の対象が逃走しそうな状況になったといいます。

 一部の軍人の陳述によると、うつぶせになって何か体にかぶろうとする行動をしているのを見たと言います。

 わが軍人は、艇長の決心の下で、海上警戒勤務規定が承認した行動準則により、十数発の銃弾を不法侵入者に向けて射撃し、この時の距離は40〜50メートルだったといいます。

 射撃後、何の動きも音もないので10メートルほどに接近して確認したが、正体不明の侵入者は浮遊物の上にはなく多量の血痕が確認されたといいます。

 わが軍人は、不法侵入者が射殺されたものと判断し、侵入者が乗っていた浮遊物は国家非常防疫規定により海上現地で焼却したといいます。

 現在までわが指導部に報告された事件の顛末に関する調査結果は以上です。

 私たちは、貴軍部が何かはっきりした証拠をもとに私たちに不法侵入者の取締り過程の解明に対する要求もなく一方的な憶測で「蛮行」「応分の対価」などの不敬かつ対決的色合いの強い表現を選んで使っているのが、大変遺憾だと表せずにはいられません。