「叔父はまともに物事を考えられない人」

 米大統領選挙まで7日と迫った。

 新型コロナウイルス感染がやまない中(感染者875万人、死者数22万9300人)、これからの4年、米国はどこへ行こうとしているのか。

 2億6000万人の米国人有権者はドナルド・トランプ氏の続投にゴーサインを出すのか、あるいはジョー・バイデン氏に政権を託すのか。

 リチャード・ニクソン第37代大統領とジョージ・マクバガン上院議員との対決以来、大統領選の行方を定点観測をしてきた筆者にとっても、今回はこれまでに見たことのない異常な大統領選挙だ。

 選挙とは「国民の審判」と言われるが、極端な言い方をすれば今、米国民は箸の上げ下げまで意見が食い違っている。

 ここまで対立している民意が決める大統領が果たしてこの国をどう統一させ、一つの方向に動かしていけるのだろうか。

 トランプ氏の姪、メアリー・トランプ氏は筆者にこう述べている。

「叔父はものごとをまともに考える人ではない。ウソと分かっていても平然とウソをつく。ウソをついているうちにそれが本当だと思い込める人だ」

 そのトランプ氏は、自分が選挙で負けても居座ることすら示唆している。

 ジョークだと信じたいが、ウソと詭弁はすでに立証済み。何が起こってもおかしくない。