キリン、黒の「のどごし STRONG」発売 7%の高アルコールでストロング領域を開拓

キリン、黒の「のどごし STRONG」発売 7%の高アルコールでストロング領域を開拓

キリンビールは2018年1月23日、アルコール度数7%のビール類飲料「キリン のどごし STRONG(ストロング)」(350ミリ、500ミリ缶)を全国で発売する。「キリン のどごし」シリーズの新商品で、働く40代男性をターゲットとする。オープン価格。

飲み応えとうまさを兼ね備える

「キリン のどごし STRONG」は、アルコール度数を通常のビール類より高い7%とし、高発酵技術でキレを高めた。力強い飲み応えとスカッとした後味、クセのない飲みやすさを存分に味わえる。

同社がこの商品を開発した背景には、消費者意識の変化がある。

酒類市場では2017年6月1日、改正酒税法の施行に伴い、ビールや発泡酒などの一部が値上がり。コストパフォーマンスを重視する傾向は強まっており、低価格かつ高アルコール(アルコール度数7〜9%)の「ストロングRTD」(RTDは、栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料のこと)は3年連続で2ケタ成長を続けている。

高アルコールの商品は、ビール類市場ではシェア1%未満にとどまるが、同社によると「ビール類でもしっかり酔いたい」というニーズは年々増えており、アルコール度数が高くともうまいビールを求める声も高まっているという。こうした声を受け、飲み応えとうまさを兼ね備えた商品として「キリン のどごし STRONG」を開発。新たな「ストロング」領域を開拓し、ビール類市場の活性化を図る目論見だ。

2017年11月20日の商品説明会で、キリンビール・マーケティング部長の山形光晴氏はストロングRTDが伸長している要因を聞かれ、「値段がお手頃のものも多い。改正酒税法が6月に施行されて以降、コストパフォーマンスへのニーズが顕在化しているように感じる」と述べた。「3年くらいで、この『STRONG』が『のどごし』ブランドの10%程度を占めるようにしたい」と展望している。

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