ミクシィ(本社:東京都)の家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム『みてね』」は、2020年に新成人となる男女400人を対象に「子どもの頃の写真」に関する調査を実施。その結果を20年1月9日に発表した。

子どもの頃に撮られた写真が多い人ほど、自分には価値があり愛されていると感じる「自己肯定感」や、親に対する感謝の気持ちが大きい傾向にあるとした。

アルバムは「愛情の具体化」

子どもの頃の写真を見返して得られる「自己肯定感」について聞くと、親に撮られた写真の枚数が多く、写真を見返す頻度が高い人ほど、自己肯定感を感じる割合が高い結果になった。

親に写真を撮ってもらった時期別に「自己肯定感を感じる」割合を見ると、「小学生入学未満まで」では69.8%だが、「高校・高専生まで」では90.7%、「大学・短大・専門生まで」では83.3%と、思春期以降も写真を撮ってもらった人の方が高い割合だ。

写真を見返すことで抱く「気持ち」には「親の愛情」「親への感謝」「親孝行しなければいけないと思える」などが挙がった。いずれも写真枚数が多い人の方が、こうした気持ちを持つ割合が高い傾向だ。また、将来自分の子どもに写真アルバムを作ってあげたいかとの問いには、全体の92%が「作ってあげたい」と回答した。

調査結果について、家族の「アルバム」に関する調査・研究を専門とする大阪教育大学准教授の小崎恭弘氏は、

「子どもの写真をたくさん撮ったり、アルバムを何度も見直したりすること自体が、家族の関係性を良好にしていると考えられます。これは子どもや家族を大切に思う気持ちや意識が実際の行為として現れ、写真・アルバムという目に見え残るものとして形作られていることが影響していると考えられます。愛情の具体化といえるものです」

と分析している。

調査は1999年4月2日〜2000年4月1日の間に生まれた全国の男女400人を対象に、インターネット上で2019年12月13日〜12月16日に実施した。