「24時間テレビ」(日本テレビ系)は今年も「愛は地球を救う」を掲げ、2020年8月22〜23日に放送される。

その「裏番組」として、今年もEテレ「バリバラ」が22日深夜0時、生放送をぶつける。過去、「24時間テレビ」を皮肉ったような番組内容で大きな注目を浴びた。今回は「24分テレビ」。キャッチフレーズは「愛と憎しみのパンデミック」――。

24分テレビ予告で「新型コロナより恐ろしい」

「バリバラ」は2012年に放送を開始。「『生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー』にとっての"バリア"をなくす、みんなのためのバリアフリー・バラエティー」をテーマに、「人種差別」「LGBT」などの話題を積極的に取り上げ、本音をぶつけ合うのが持ち味だ。

公式サイトで公開されている今年の「24分テレビ」の予告によると、新型コロナウイルスの感染拡大が広がり不安な気持ちが蔓延している世の中で、人々の不安と憎しみに、愛と色気のワクチンを生放送で注入するという。予告動画内では「新型コロナより恐ろしい」、「人間がやることちゃう」といったセリフも飛び出している。

バリバラは、2016年に本家「24時間テレビ」の裏で「検証!『障害者×感動』の方程式」と題した内容を放送した。障害者を「感動ポルノ」として扱うメディアへの皮肉めいた内容の一方、番組のつくりが「24時間テレビ」と似ている部分があり、キャッチフレーズも「笑いは地球を救う」を掲げるなどして、視聴者からは大きな反響が寄せられた。

翌年以降も、24時間テレビの裏で「攻めた」内容を放送している。17年には、同年の24時間テレビのテーマ「告白〜勇気を出して伝えよう」になぞらえ、「告白!あなたの夢は何ですか?」と題して、感動場面が一切ない障害者のリアルを伝えた。

18年には「障害者はテレビを救う」、19年には「2.4時間テレビ愛の不自由」として、いずれも24時間テレビをにおわせるような内容だった。出演者は毎年、見覚えのある黄色いTシャツを着用して番組に臨んでいる。

新型コロナを踏まえた今年は、どんな内容に仕上がっているのか注目だ。