総務省が27日発表した3月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値)によると、品薄が続くマスクの価格は前年同月比11.3%上昇した。新型コロナウイルス感染への懸念が広がって需給が引き締まっており、前月比でも3.2%上がった。

 全国の先行指標とされる都区部物価では、コロナ感染を防ぐ外出自粛の影響から、宿泊料が1.4%下落。世界経済の減速に伴う原油市況の悪化を受け、ガソリン価格も4カ月ぶりに下落に転じた。

 変動の大きい生鮮食品を除く総合指数では、前年同月比0.4%上昇。プラスは33カ月連続だった。原材料費高騰などを背景に、すしをはじめ外食がプラスに寄与した。