プラスチック製レジ袋の有料義務化に向け、小売り各社の対応が固まった。先行するスーパーやドラッグストアに続き、コンビニエンスストアや百貨店も1枚数円で有料化に踏み切る。一方、外食業界では対象外となる環境対応素材のレジ袋で無償提供を続ける店が多い。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、衛生面から使い回しを避けたい消費者に配慮した。店ごとに異なる対応で混乱することへの不安も出ている。

 スーパーでは、最大手のイオンやイトーヨーカドーなど多くが有料化している。1枚数円での販売が浸透。ドラッグストアも大半が対応済みだ。コンビニではセブン―イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社が7月1日から有料化する。

 客が持参したエコバッグに店員が触れることで新型コロナの感染が広がる恐れもあり、コンビニ各社は原則、客による袋詰めを促す。他社に先駆けて6月1日に有料化したミニストップは「(定着するまで)しばらく告知が必要かもしれない」(広報)と話す。