新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ国内消費のうち、「旅行」や遊園地などの「娯楽」は6月前半に入ってもなお厳しい状況が続いていることが1日、分かった。民間調査によると、旅行の消費動向を示す指数は感染拡大前の1月後半に比べ75.3%の落ち込みだった。

 クレジットカード大手ジェーシービー(JCB)とデータ分析会社ナウキャスト(東京)が、決済情報を基に「JCB消費NOW」として、半月ごとに動向を指数化。6月前半は、娯楽のうち遊園地が93.3%減、映画館も90.8%減だった。

 コロナ下で動画や音楽などコンテンツ配信を柱に「巣ごもり」型の娯楽が好調を維持する一方、5月25日に緊急事態宣言が全国で解除された後も、密集しがちな移動手段や混みやすい施設が敬遠されている。

 外食や百貨店など近場の外出型消費の戻りは続いており、6月前半の「小売総合」指数は1月後半から0.6%上昇した。