沖縄県で年々増加する旅客需要に対応するため、那覇空港が26日、2本目となる新滑走路の運用を開始した。年間発着枠は、現在の13万5000回から約1.8倍の24万回に拡大される。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でこのところ欠航が相次いでおり、先行き不透明な中での船出となる。

 新滑走路は現滑走路の約1.3キロ沖合に平行して建設。長さ2700メートルで、大型機も離着陸できる。2018年度の発着は、能力を大幅に上回る約16万4000回に達しており、混雑による遅れが発生していた。滑走路2本体制になることで、定刻通りの発着が増えると期待されている。

 沖縄県などは新滑走路の運用に合わせ、航空会社に路線の拡大を呼び掛けてきた。しかし、日韓関係の悪化や首里城の火災といったマイナス要因に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が直撃。新規路線どころか欠航が相次ぎ、県によると昨年3月30日時点で14路線、週213便あった国際線は今月24日からゼロに落ち込んでいる。