大阪市立中学1年の男子生徒=当時(12)=が2018年1月、自宅マンションから飛び降り自殺していたことが26日、分かった。市の第三者委員会が同日、記者会見して明らかにした。第三者委は、同級生らのいじめと自殺に因果関係があったと認定した。

 第三者委の報告書によると、男子生徒は17年5月〜18年1月、「チビ」「メガネ」と周囲にからかわれ、担任教師からも「メガネつぶしたろか」などといじられ、「苦痛を感じていた」という。スマートフォンの無料通信アプリ「LINE」による無視など少なくとも11件のいじめがあった。

 第三者委は「心理的苦痛を引き起こす事情が自死の要因となった」と認定。「教員の関わり方によっては予防と早期発見、対応は可能だった」として、学校側の措置が不十分だったと指摘した。市教委についても「事故死を前提としていた可能性があり、指導が後手に回った」とした。