北海道立稚内高校の男性教諭=当時(34)=が自殺したのは、先輩教諭からのパワハラや業務の押し付けが原因として、仙台市に住む遺族が道に約6500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、仙台地裁であり、中島基至裁判長は約2500万円の支払いを命じた。

 中島裁判長は、パワハラや業務の押し付けを認定できる十分な証拠はないとする一方、学校側は当時うつ状態だった教諭の悩みの原因を取り除く措置を怠ったと指摘。安全配慮義務違反と自殺との因果関係を認めた。