麻生太郎副総理兼財務相が公明党の斉藤鉄夫幹事長と29日に会談し、衆院解散について今秋が望ましいとの考えを示していたことが分かった。斉藤氏は「準備が全く整っていない」と慎重な立場を伝えた。関係者が30日、明らかにした。

 会談は斉藤氏が呼び掛け、麻生氏の衆院議員会館の部屋で約40分間行われた。解散に関する政権幹部の考えを探るとともに、公明党のスタンスを伝える思惑もあったとみられる。

 また、同党の太田昭宏前代表は30日、安倍晋三首相と首相官邸で約1時間会談した。太田氏は会談後、記者団に対し、解散の話題は「全くない」と述べた。