2020年東京五輪が1年程度延期されることが決まったのを受け、大会組織委員会の森喜朗会長は24日に東京都内で会見し、新たな開催時期について「おおむね来年の夏。もっと早くなるかもしれないし、結果として真夏を避けられれば、こんなにハッピーなことはない」と述べ、酷暑の時期を避ける選択肢もあるとの見解を示した。

 森会長は開催時期に関し、他の国際大会のスケジュール、五輪で使用する会場の準備などを考慮した上で決めるとした。暑さ対策のため昨秋に急きょ会場を変えたマラソンと競歩の札幌開催については「大きなフレームを変えてはいけない」とし、夏以外の時期に開催する場合も東京実施に戻すことは「ないと思う」との見方を示した。

 開催延期に伴う運営上の課題は少なくない。会見に同席した武藤敏郎事務総長は、既に大半を販売したチケットの購入者や、人選が進んだボランティアに対して「十分に配慮したやり方を考えて、迷惑を掛けない対応をしたい」と話した。