Jリーグは25日、ウェブ会議による実行委員会を開いて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2月下旬から中断している公式戦について協議し、J1は5月9日の再開を目指すことを決めた。まだ開幕していないJ3は4月25日にスタートし、J2は5月2日に仕切り直す予定。

 Jリーグは4月3日か同18日の再開に向けて準備してきたが、国内の感染状況、入場者の体温を測定するサーモグラフィーの確保が難しいなどの状況を踏まえて断念した。再開後は2カ月をめどに、全国規模での人の移動を抑制するため、アウェー席を封鎖するほか、座席の前後左右を空けて観戦してもらう措置を取る方針。観客同士の密集、密接を避けるために収容率50%以下を目標とするとしており、村井満チェアマンはウェブ会見で「一番はお客さまの安全を考えての判断」と理解を求めた。

 東京五輪が来年に延期されたため、当初の中断期間中にリーグ戦を組み込むことで、大会方式に大きな変更は生じないという。新型コロナウイルスの影響が要因で経営難に陥ったクラブに対しては、新たな融資制度を設けて救済する方針も固めた。