【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は14日、トランプ政権がイラク政府による駐留米軍の撤収要求に備え、イラクに対する軍事支援2億5000万ドル(約275億円)の削減を検討していると報じた。

 同紙が確認した電子メールのやりとりによると、国務省は2020会計年度予算で計上された対イラク軍事支援の2億5000万ドル全額を削減することを検討。中には、ポンペオ国務長官が20年度の対外軍事基金を別の用途に使うよう指示したと書かれたメールもあった。

 国務省当局者は「政策目的に合致し、税金を最大限有効に使うため、支援は常に見直している」と強調。その上で「現時点では」米国の支援に変化はないと語った。