【ワシントン時事】米下院は15日、トランプ大統領のウクライナ疑惑に関する弾劾訴追決議(起訴状に相当)を上院に送付した。昨年12月の弾劾訴追から約1カ月を経て、米史上3人目となる大統領の弾劾裁判が動きだすことになった。

 下院本会議は同日、野党民主党の賛成多数で決議送付を可決。裁判での検察官役となる訴追委員として、同党のシフ下院情報特別委員長ら7人を選任した。ペロシ下院議長(民主)は「米国史にとって非常に重要な分岐点だ」と語り、公正な裁判を上院に求めた。

 決議送付を受け、上院は16日に弾劾裁判長を務めるロバーツ最高裁長官と陪審員役となる上院議員全員の宣誓手続きを行う方針。21日にも審理を開始する。