【チェンナイ(インド)時事】海上保安庁とインド沿岸警備隊の合同訓練が16日、インド南部チェンナイ沖で実施された。インド近海では近年、中国が進出を強めている。航行の自由や法の支配の確立を目指す「自由で開かれたインド太平洋」構想を共有する日印両国は、訓練を通じ関係の緊密さを強調し、中国をけん制したい考えだ。

 日印の合同訓練は18回目。日本からは巡視船「えちご」と搭載ヘリ、インドからは巡視船「シャウリャ」など計5隻やヘリ、航空機が参加した。「えちご」はインド側の船舶や飛行機と連携し、海賊に占拠されたという想定の船を停船させ、制圧する訓練を実施。船舶の消火活動や海難救助の共同訓練も行った。