【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は25日、国内の新型コロナウイルスの感染拡大を受けてテレビ演説を行い、憲法改正の是非を問う4月22日の全国投票の延期を発表した。憲法改正法案はプーチン氏の5選出馬を可能にする条文が盛り込まれている。

 ロシアは欧州などと比較して感染者が少なかったが過去数日間で急増し、25日時点で658人になった。政権は改憲を急いでいたが、投票を強行すれば国民の反発を招くと判断したとみられる。プーチン氏は「優先されるのは人々の健康と生命、安全だ」と強調。来週は全土で労働が行われないと発表した。