【ソウル時事】韓国で4月15日投開票の総選挙(定数300)を控え、候補者登録が26日、始まった。今回の選挙は2017年5月に発足した文在寅政権の「中間評価」として位置付けられ、新型コロナウイルスの感染拡大や、急激に冷え込む国内経済への対応が争点となる。

 届け出は27日夜に締め切られる。選挙戦は4月2日にスタートする予定だが、新型コロナの影響で集会が禁止され、各政党も選挙活動を大幅に自粛。候補者による討論会など本格的な政策論争の機会は限られ、投票率も低調に終わるとの見方が出ている。

 革新系与党「共に民主党」からソウル中心部の選挙区で出馬する李洛淵前首相は26日、届け出を済ませたことをツイッターで報告し、「新型コロナで苦しむ国民に希望を与える」と強調した。

 一方、李氏と同じ選挙区で議席を争う保守系最大野党「未来統合党」の黄教安代表は国会で会合を開き、「選挙は政権審判と国政大転換への踏み台となる」と述べ、野党の議席拡大を訴えた。