【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開かれた20カ国・地域(G20)首脳のテレビ会議で、医薬品など必需品の調達を妨げる経済制裁の一時停止を提案した。

 米国の制裁下で医薬品などが不足するイランなどを念頭に置いたとみられるが、ロシアもウクライナ問題で欧米の制裁を科されており、制裁全般に反発した形だ。

 ロシア大統領府によると、プーチン氏は貿易戦争や禁輸、金融制裁の影響を受けずに医薬品などを流通させる枠組みの創設を提言。「理想を言えば、必需品に関する制限を一時停止すべきだ。これは人の生死に関わる問題だ」と訴えた。