鎌倉武士の伝統伝える流鏑馬=東京都立川市

鎌倉武士の伝統伝える流鏑馬=東京都立川市

 鎌倉武士の弓術や馬術の技を今に伝える伝統の流鏑馬(やぶさめ)が、東京都立川市で行われた。狩り装束に身を包んだ射手が馬を疾走させながら鏑矢(かぶらや)を騎射。的を射抜くたびに、訪れた1万人近い観客から歓声と拍手が湧き起こった。
 流鏑馬は、市で初めて開催する「立川立飛流鏑馬」として、JR立川駅北口近くの「みどり地区」で開催された。みどり地区(約3.9ヘクタール)は現在は空き地で、所有企業の立飛ホールディングス(HD)が流鏑馬2大流派の一つ、小笠原流弓馬術をつかさどる小笠原家の協力を得て主催した。弓や装束、馬具に至るまで代々伝承された実物を使い、鎌倉時代から830年続く正統派の流鏑馬を忠実に再現した。
 会場には長さ約300メートルの馬場が設けられ、的は70メートルおきに設置された。流鏑馬は午前と午後の2回実施。それぞれ5人の射手が時速約60キロメートルで疾走する馬から弓を引き、わずか54センチ四方の木の的を射抜く技量を競った。
 立飛HDは2018年2月にみどり地区の再開発に着手、音楽ホールや高級ホテル、複合商業施設・オフィスなどを建設する。立川市の清水庄平市長は鎌倉武士の装束で流鏑馬に参加。「(みどり地区が)市の歴史で初めて開催された流鏑馬を節目として、3年後には多摩地域全体の底上げや文化の充実、市訪問者の飛躍的増加などすべての面で市民の誇れるしつらえに変わると期待している」と強調した。【もぎたて便】
[時事通信社]

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