仏像から鎌倉時代の経典=佐賀県白石町

仏像から鎌倉時代の経典=佐賀県白石町

 佐賀県白石町の弥福寺が所蔵する木造阿弥陀如来立像の内部から承久4(1222)年に書写された経典「浄土三部経」が見つかった。福岡市博物館などが発表した。鎌倉時代の仏像で制作年が判明するのは珍しく、同館は「九州の彫刻史を研究する上で貴重な発見」としている。
 立像は高さ77.8センチ。今年7月、内部の空洞から経典が見つかった。長さ34.5センチ、幅4.6センチの包み紙にくるまれており、表に承久4(1222)年1月9日を示す「承久二二年壬午正月九日」の日付と「琳賢」という仏師名などが記されていた。
 仏像は装飾などから鎌倉時代前期のものとみられ、経典の年号と合致した。佐賀県立博物館の竹下正博学芸員は「仏像は当時の一流のもの。年号の特定は制作の背景を知る手がかりになる」としている。
 経典は密封されており、今後中身を取り出すか検討する。【もぎたて便】
[時事通信社]


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