埼玉県本庄市で、市産野菜を使った「本庄六(む)つ野(や) 菜(さい)だー」が開発された。本庄の水と6種類の野菜が溶け込んだサイダーで、第1弾として1万本を限定製造。新たな土産としてJR上越新幹線本庄早稲田駅構内などで販売し、PRにつなげる。
 市は、カリフラワー、キュウリをはじめ、年間を通じて多種多彩な品目が生産される野菜の産地。今回、産官学による6次産業化の商品化開発として、市内のまちづくり会社「シェイクハンド」が中心となり、ミネラルウオーター製造工場、農協、商工会議所などが協力。PRには市の補助金を活用した。
 サイダーは、他にブロッコリー、ネギ、トマト、ニンジンを使用。人工甘味料などは不使用。無色透明だが、口いっぱいに野菜6種類の味が広がり、お土産用の箱入り3本1セットを1200円(税別)で販売する。箱の絵は県立本庄高校美術部の生徒が描いた。
 飲み方は「大人のサイダーとして、焼酎の割材で使い、レモンや特産のキュウリなどを差し込んだ『本庄割り』がおすすめ」(シェイクハンド社)。市内飲食店でも「本庄割り」の取り扱いを順次拡大する予定だ。
 同社は、他に炭酸の効果でふっくら感が増すパンケーキや、肉などの具材が軟らかくなるとして煮物などに使うことを提案。同社の担当者は「同じ人が飲んでも日や体調によって、トマトやブロッコリーなど強く感じる野菜が違い、くせになる味。だまされたと思ってぜひ一度飲んでみてほしい」。【もぎたて便】
[時事通信社]