新潟県の日本酒の良さをアピールし、多くの人に知ってもらおうと、同県は「日本酒学出張セミナー」を大阪市で開催した。参加者たちは県産の酒の特徴などについて講義を受けた後、各銘柄とつまみの組み合わせを楽しんだ。
 日本有数の米どころの新潟県は上越、中越、下越、佐渡と地域ごとに特色のある日本酒が生産されている。酒蔵の数も多く、吟醸酒の国内シェアはトップ。国内で唯一、県立の清酒の研究機関「新潟県醸造試験場」もあるが、業界では後継者不足が問題になっているという。
 この日は「八海山」や「北雪」など6銘柄を用意。参加者らはホタルイカの沖漬けや越後豆腐の冷ややっこなどとの「ペアリング」で地酒の魅力を堪能した。
 県産業振興課の担当者は「県の日本酒文化を全国に知ってもらうきっかけにしようと企画した。今後は海外展開も目指し、魅力的なストーリーのある酒造りにも力を入れたい」と話していた。【もぎたて便】
[時事通信社]